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高利回りが魅力!REIT(リート)とは

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今回は高利回りが魅力的な不動産投資、REIT(リート)についてまとめました。

 

 

REIT(リート)とは

REIT(リート)とはReal Estate Investment Trustの略で、不動産の投資信託にあたります。投資信託については以下の記事をどうぞ。

www.renkinblog.net

住宅、ビルやホテルなどの商業施設をはじめとする不動産を、投資家から集めた資金で購入・管理し、そこから得た利益を投資家へ還元する仕組みです。

また、利益の90%以上を投資家へ還元することにより、法人税の課税を免除される制度になっているため、免除された税金分を配当金に回すことで高い利回りを実現しています。

なお、運用の際に発生する利益は不動産の賃料などが主なものとなるため、比較的安定した利益が見込めることもあり、金融商品としてはミドルリスク・ミドルリターンな投資対象と言えるでしょう。

 

リートの種類

リートは主に投資対象の不動産やその数によって分類されます。投資対象は主に以下のとおりです。

・オフィスビル

企業がオフィスとして使うビルです。不景気になると撤退・縮小などにより収益が悪化するなど、景気に左右されやすい傾向があり、ハイリスク・ハイリターンな投資対象です。

・商業施設

店舗として使用する建物です。オフィスビルと同様景気によって浮き沈みがあります。

・物流施設

倉庫などの不動産がこれにあたります。アマゾンに代表されるような通販業界の拡大により注目が集まっています。オフィスビルや商業施設と比較すると、物流施設の収益は景気に左右されにくい傾向があります。

・住宅

居住用の物件に投資し、賃料が主な収益となるので、最も景気に左右されにくいタイプで、ローリスク・ローリターンと言えます。

・ホテル、宿泊施設

ホテルや旅館などの宿泊施設に投資します。近年の日本においては、外国人観光客が増加し続けています。このため、投資対象として注目度が高まっています。

特化型リート

上にリストアップした種類のうち一つにしぼって投資するタイプを言います。特定の種類を限定して投資したい場合におすすめです。

複合型リート

例えば「住宅+ホテル」など、2種類の投資対象があるタイプになります。

総合型リート

3種類以上の投資対象を組み合わせたリートになります。分散投資ができるのでリスクを抑えることが可能です。

 

メリット

少額から不動産投資が可能

通常、不動産投資は多額の購入費が必要となるため、金融機関から借り入れをして物件を購入する場合がほとんどですが、リートは数万円から投資が可能です。

分散投資が可能

リートは通常、投資信託と同様に複数の物件に資金を振り分けるため、一般の不動産投資と比較してもリスクを分散できるというメリットがあります。

高い利回り

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 上のチャートはJ-REITの利回りを長期金利や東証一部を比較したものになっていますが、他の市場と比較してもJ-REITの利回りの高さが確認できると思います。

NISAの対象

通常、リートの譲渡益や分配金には、所得税が15.315%、住民税が5%、あわせて約20%の税金がかかりますが、NISAを利用した場合には非課税にすることが可能です。

流動性が高い

一般的な不動産投資は買い手を見つけるのに手間がかかったり、見つけられないケースもあり得ますが、リートは金融商品でもあることから売買は一般の不動産と比べるとはるかに簡単です。

 

デメリット

価格の変動がある

物件が被災したり、価格が暴落するなど、損失になるケースがあり得ます。

上場廃止や倒産のリスクがある

株式同様、上場の条件を維持できなくなったりファンドの業績が悪化することがあります。

 

今後の動向

2020年の東京オリンピックに向けて上昇基調ではありますが、オリンピックの前後や2022年の生産緑地問題、人口減少などのため見通しは不明瞭です。

また一方で、日銀が異次元の金融緩和の一環としてREITを買い増しているため、極端な価格の下落は考えにくいという意見もあります。

 

買い方

リートは金融商品なので、主に証券会社で取り扱われています。

有名な証券会社ならどこで買っても問題はないですが、SBI証券が手数料が安く、リートの取り扱い種類も断然多いのでおすすめです。

よろしければ、まずは資料請求からどうぞ。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

リートは金融商品の中では比較的景気に左右されない性質もあって、ミドルリスクミドルリターンの金融商品としてポートフォリオに組み込まれることが多くなっています。

したがって、投資初心者や中級者に向いている投資対象かもしれません。リートを今までノーマークだった人は投資を検討してみても良いかもしれませんね。