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将来性お化け?仮想通貨の稼ぎ方

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仮想通貨の特徴

一般的に通貨は国や政府が中央銀行を介してその価値を保証することによって成り立っています。そういった保証がなければただの紙切れ・金属のカタマリというわけです。対して仮想通貨(暗号資産)も元はただの電子データでしかありません。しかし、仮想通貨の場合はブロックチェーンという技術が電子データの価値を保証することによって、ただのデータを通貨として成立させています。

ブロックチェーンとは分散型台帳技術とも呼ばれ、取引などのいくつかの情報をカタマリ(ブロック)にして順番につながった状態(チェーン)で記録する技術です。取引を複数人で確認・監視し、その記録を順番につなげてゆくことにより改ざんを防ぐ仕組みとも言えます。このしくみにより、勝手に作成・コピーしたり、自分の保有量を書き換えたりすることができなくなります。そこに通貨としての信頼性が生まれ、価値が発生するわけですね。

また、紙や金属で出来ている通貨と違い、元はデジタルデータなので取引や支払いに距離や時間などの制約を受けにくいという利点もあります。リップルという仮想通貨は国際送金の分野で立場を確立しつつありますし、仮想通貨をメールに添付できるサービスも出来上がっています。今後もより使いやすくなり、浸透していくことが予想されます。

 

投資対象としてのメリット

そんなブロックチェーンという最新技術から爆誕した仮想通貨ですので、今後認知度や有用性が認められるにつれ市場を拡大していくことが予想されます。個人的には長期で投資できればかなりの利益を生んでくれると予想していますがそのメリットとデメリットを確認していきましょう。

市場規模の拡大、将来性

仮想通貨の機能性や有用性、信頼性に関しては説明してきましたが、では実際それがどのくらいのインパクトを生み出すのか予想してみましょう。

下のチャートが仮想通貨の時価総額です。

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コインマーケットキャップ、グローバルチャートより

 

仮想通貨の市場規模は2019年6月現在で25兆円ぐらいで2017年から2018年のバブル期でも80兆円ぐらいですね。それでは、他の金融関連の時価総額と比較してみましょう。

・アメリカ株式市場:5000兆円

・金:800兆円

・日本の株式市場:640兆円

・マイクロソフト:72兆円

・トヨタ:21兆円

現在はだいたいトヨタの時価総額と並ぶくらいで、金の時価総額は仮想通貨の32倍程度と言えます。どうでしょうか?私は仮想通貨の市場規模はまだまだ小さいように感じます。例えば、金は装飾品や投資としての需要や希少価値はありますが、仮想通貨には決済やIPO、IoT、国際送金、スマートコントラクトなど数多くの実用性や可能性があります。現状ではまだ、経済システムの中での存在感はありませんが、経済の一部にでも食い込めば、金の市場規模くらいはあっさり抜けそうではないでしょうか?

取引の自由度

仮想通貨には特定の取引市場がないため、時間や曜日に関わらずいつでも好きな時に取引可能です。また、ごく少額から投資可能ですので、まとまった資金は必要ありません。 

 

投資対象としてのデメリット

次に投資対象としてのデメリットを見ていきましょう。

ボラティリティ

まだ市場規模が小さいこともあり、仮想通貨の値動きは非常に激しくなっています。日に5%程度動くことは当たり前で、暴騰・暴落と呼ばれるような値動きの際には文字通りけた違いの割合で値が動きます。また、仮想通貨を取り巻くシステムも同様にまだ成熟していないこともあり、ハッキングや信頼性を揺るがすような問題が起こるたびに極端な動きを見せることがあります。

ハッキング

管理の甘さから悪意を持った第三者の不正なハッキングは世界各地でしばしば起こっています。個人で管理する際にも当てはまりますが、一定の知識やシステムに基づく適切な管理が要求されることは言うまでもありません。

 

今後の値動き

仮想通貨市場の値動きを見ていて思うことがあります。以下のチャートを見てください。

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google financeより

 

 上の方の仮想通貨のチャートに非常に似ていると思いませんか?

お手数ですがちょっと見比べてみてください。

何のチャートかと言いますと、

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google financeより

 

そうアメリカの情報・ハイテク株が集まる株式市場、ナスダックの指数です。2000年に一つのピークが出来上がっていますが、ここがいわゆるITバブルの時期にあたります。この時期にもIT技術に期待が集まり、多くの人がこぞって投資をしました。日本でも同様の動きがありましたね。ちなみに2009年あたりの暴落はリーマンショックによるものです。

この時期は回線やソフト面などネット環境の整備がまだ進んでいないにも関わらず、資金(期待)が集まりすぎてしまったためバブルを作り、また崩壊していきました。その後テクノロジーやスマホの普及などにより市場はバブル期の値を突破し現在に至っています。

何が言いたいかというと、仮想通貨にも同様の可能性が残されているということです。ITバブルの時のように期待が先行しバブルを形成、崩壊し、今後環境が整うのにしたがってゆっくり持ち直していくのかもしれません。

  

普及への課題

まず、通貨として使用する場合にはボラティリティ(価値の変動)が障害になります。手持ちの仮想通貨で今まで変えたものが今日になったら急に買えなくなった、なんてことがあれば非常に使いにくいでしょう。時価総額の増大によってある程度は解消されるはずですが、新たなアイデアが必要なのかもしれません。

また、実際の使用にあたっても障壁があります。クレジットカードやバーコード決済のようにシステムが使いやすく一般化されて準備されているわけではないので、今後の普及にはシステムの整備が急務になります。また、当然ハッキングにも十分考慮し対策を講じたシステムである必要があります。

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仮想通貨の今後

ブロックチェーンは新しく革新的な技術で、各分野での利用を模索されている状況です。

また、これに基づく仮想通貨もこれから様々な分野で利用の幅が広がっていくことが予想されます。ITバブルとの比較でもあったように、環境や規制の整備とともに普及が進む可能性は高いように思います。したがって、稼ぎ方としては暴落時に購入し、長期の目線で売買するのが最も効率が良さそうです。

将来性が非常に大きいため、余剰資金を投資に回すなら仮想通貨を検討してみるのも良いでしょう。