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おすすめ投資手法!ロボアドバイザーとは

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今回は投資信託、とりわけロボアドバイザーについてお話していきたいと思います。

 

 

ロボアドバイザーとは

ロボアドバイザーとは投資信託の一種と言えます。投資信託については以下の記事を参考にどうぞ。

www.renkinblog.net

投資信託と比較するとかなり似た側面のあるロボアドバイザーですが、その特徴としては顧客のリスク許容度などの志向に基づき、資産運用の提案をしてくれるサービスで、場合によっては購入や売却など、資産管理まで行ってくれるものもあります。

また、購入対象の金融資産はETF(インデックス型投資信託)や債券、金(ゴールド)やREIT(不動産)など幅広く、ケースによってその購入比率を変えるしくみになっています。

提案型と一任型

ロボアドバイザーのサービスではまずいくつかの質問があり、それに答えることにより、運用期間やリスクの許容度(損失と利益の幅)を設定し、投資対象の配分(ポートフォリオ)を提案します。ここまでで終わるのが提案型です。

次に、提案したポートフォリオに基づき、実際に買い付けをして、定期的に購入や売却をするなど資産を管理するところまでやってくれるサービスを一任型と言います。

メリット

投資初心者向け

ロボが投資対象を選択・管理してくれるので、自分で投資対象を検討したり、運用状況を監視して売却するタイミングを考えたりする必要がなくなります。つまり投資に対する知識が浅くても運用は可能なので、初心者向けと言えます。また、本業などが忙しい方にも手間や時間が省ける観点からおすすめです。

少額から投資可能

100円や1,000円といった単位から投資可能なところが多く、まず投資に慣れるという面でもおすすめです。少額の運用なら損失も限定的になるでしょう。

分散投資ができる

投資の格言には「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。何か問題が発生してカゴがひっくり返るようなことがあったとして、自分の持っている卵(資産)をそのカゴにすべて盛っていたら一発でアウトですが、複数のカゴに卵を分けていれば他のカゴの卵は無事で済みます。要は「投資の対象は何かあった時のために分散しましょう。」ということです。

投資信託やロボアドバイザーは通常、この考え方に沿うよう複数の投資対象を組み合わせる運用をしますので、分散投資には適していると言えます。

資産管理が簡単

資産を管理してくれるので、市場に貼りついて投資対象の選別や購入、売却などする手間を節約できます。

提案までなら基本的に無料

いくつかの質問に答え、ポートフォリオ(資産配分)を提案するところまでであれば無料でやってくれるところが大半です。

 

デメリット

手数料がかかる

通常、ロボアドバイザーのサービスには購入手数料と運用手数料があります。

購入手数料は無料のところも多く、かかってもETFの買い付け代などになる場合が多いです。また、運用手数料は資産管理の手数料にあたり、預けている資産の1%程度(年間)かかるところが多いようです。

NISAで運用できない

これが一番のネックかも知れません。

ロボアドバイザーは比較的歴史の浅いサービスであることもあり、ほとんどがNISAの対象になっていません。松井証券の提供する「投信工房」はNISAの対象になっています。対象のサービスが提供されるのも長くはかからないはずですが、いずれにせよ積み立て投資をする以上はNISAと合わせて使いたいところです。

 

おすすめのロボアドバイザーサービス

WealthNavi(ウェルスナビ)

ウェルスナビは年間1%の手数料でポートフォリオのリバランスも含めた管理を一任できるサービスになっています。

なお、ポートフォリオの構成はノーベル経済学賞を受賞したハリーマーコビッツ氏の「現代ポートフォリオ理論」に基づき行われています。どういう理論かザックリ言いますと、「リスクが決まれば最も期待値の大きい最適なポートフォリオが導ける」と言ったものです。

投信工房

松井証券

なによりNISA口座が利用できるのが一番の強みです。購入手数料が無料で、信託報酬も安めなのでおすすめできるサービスと言えます。

THEO(テオ)

テオも一任型のロボアドバイザーサービスです。手数料は預かり資産の0.5%(年間)で、利用状況によっては35%の割引もあります。

1万円から投資を開始でき、毎月1,000円から積み立てが可能なので、投資を始めるにあたっての敷居は低く設定されています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?ロボアドバイザーは投資に関する知識の浅い人や手間や時間がない人向けのサービスと言えます。「投資に興味はあるけど、どうしたらいいかわからない」という人はまずは少額から始めてみることをおすすめします。また、主な投資対象がETF(インデックス投資)というのも安心できるので好印象です。

なお、投資は損失が出る可能性も含んでいます。始める場合には注意しましょう。