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【VTI・VEA】WealthNavi(ウェルスナビ)の投資対象について【AGG・IYR】

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ロボアドバイザーで人気のウェルスナビですが、今回はウェルスナビを利用した際の投資対象についてまとめてみました。

 

ウェルスナビのポートフォリオについて

まずはウェルスナビのポートフォリオを確認してみましょう。

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現状、ウェルスナビのポートフォリオ(資産配分)は以上の7種類のようです。なお、リスク許容度が普通以上の場合、物価連動債(TIP)がなくなり6種類での運用になります。

バランスに関しては、当たり前と言えば当たり前ですが広くカバーできるように構成されています。債券がアメリカに限定されているところが特徴でしょうか。先進国債券・国内債券・新興国債券が非対象になっています。

並び順に関しては上にかかれているものほどリスクが高い、とかそういうことはないようですね。では順番に見ていきましょう。

 

米国株(VTI)

VTIはバンガード・トータル・ストック・マーケットETFの略です。投資対象はアメリカの株式市場全体となっています。

主な構成銘柄はアップル・マイクロソフト・アマゾンなどとなっています。

また、VTIは純資産総額10兆円と規模も大きく流動性などの観点から見ても問題ないと言えるでしょう。

 

日欧株(VEA)

VEAはバンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETFの略になります。アメリカを除く先進国の株式市場全体へ投資します。

主な組み入れ上位の国としては、日本・イギリス・カナダ・フランスなどとなっています。

VEAも7.7兆円の純資産総額があり、運用期間や資産規模は問題ありません。

 

新興国株(VWO)

VWOはバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETFの略です。新興国の市場全体へ投資します。組み入れ上位の国は中国・台湾・インドなどで、全体の半分以上を占めます。

また、純資産総額は6.7兆となっており、やはり運用期間や資産規模に問題ありません。

 

米国債券(AGG)

AGGはiシェアーズ・コア米国総合債券市場ETFの略です。

アメリカの国債や社債に投資をするので、株式と比較すると安全性が高いとされていますが、平均利回りは2%程度と株式と比較すると低めと言えるでしょう。また、元本の保証はありません。

株式市場とは反比例する傾向にあるためポートフォリオのバランス上相性が良いと言えます。

 

物価連動債(TIP)

TIPはiシェアーズ米国物価連動国債ETFの略です。

投資対象はアメリカ国債という点ではAGGと重複していますが、主な特徴は物価と連動するという点になります。

簡単に言えばインフレが起きれば価格が上昇し、デフレが起きれば価格が下がるということです。このことにより、インフレ時の債券資産の目減りをヘッジできるようにポートフォリオを保管できることがメリットです。

ウェルスナビではリスク許容度が2以下の場合に組み込まれる投資対象となります。

 

金(GLD)

GLDはSPDRゴールド・シェアというETFを指します。

ゴールドというだけあり「金」に投資します。金は戦争や金融危機の際にも資産としての価値がその希少性により担保される特徴があります。究極の安全資産と言えるかもしれません。

 

不動産(IYR)

IYRはiシェアーズ米国不動産ETFの略です。

投資対象はアメリカの不動産で住宅やビル、商業施設などがメインです。

利益は不動産の家賃収入などの賃料が多くを占めるため、不況時にも株式と比較して値下がりしにくく安定的な投資対象と言えます。

ただし、デフレ時には不動産価格も下落しやすく、債券よりはリスクが高めです。

まとめ

株式については現状すでに高値圏にあるという意見も多く、投資は慎重に行った方がいいかもしれません。

具体的には、ウェルスナビの運用を前提にするならリスク許容度は低めで積み立てておくといいかもしれません。